子供が練習しな~い!
2~4年生くらいのお母さんからよくこぼれてくる声。
「子供がちっとも練習しないんです。」
そして生まれるあのバトル!
「練習しなさい!」「今やろうと思ったのに」
とお互いにぷんぷんしてしまう。
ピアノと自宅練習は切っても切れない関係で、特に小さいうちは練習量=上達のスピードと言っても過言ではありません。
でもね。子どもって練習嫌いなんですよね。ホント。
「ピアノで遊んでばっかりで、本を弾かない!」とか
「練習嫌っていいます。」とかいうのは本当によく聞きます。
たしかにピアノって楽しいことばかりではありません。
ピアノがリビングに有りみんなの目がとどくところで弾いているならば、やる気も起きることとおもいます。
でも、下の子がママとリビングで遊んでいるのに、ひとりでピアノのおいてあるところに行ってピアノを弾くのは
幼稚園・小学校低学年くらいの子どもにとっては結構ハードル高いです。
「だってだれも聞いてないんだもん」「ひとりぼっちでつまんないもん」
となると練習がさみしいものになって「いや!」なことになってしまうのかもしれないなあと思っています。
ぜひとも、ピアノは親御さんの目の届くところにおいてあげてください。
「下の子の声が邪魔やん!」
「うるさくて、テレビ見られへん!」
と思うかもしれません。
子供が小さいうちはリビングで勉強させろって言いますよね。あれと同じです。
ピアノの音が邪魔だから、電子ピアノだから、とヘッドフォンで練習させないでくださいね。
あなたのお子さん。精一杯頑張ってるんですよ。のうちは練習するって言っても数分で終わります。
だから、ちょっとだけ。聴いてあげてください。
お仕事や家事。下のお子さんの世話で忙しいと思います。
ですが、少しだけでもいい。時々でもいい。ピアノを聴いてあげてください。
あと一つ。練習したくなる魔法の言葉。
○○ちゃんのピアノ、聴きたいなあ。
って言ってあげましょう。この手が通じるのは3年生くらいまでですよ。
4年生くらいになるとうざがられてしまいます。
それまでに練習の習慣を身に着けられるようにしてあげてくださいね!