パレット通信 vol.47 2016年11月

導入期の練習について・・・
 導入期というと年中さんの後半から小学1年生くらいの年齢だと思いますが、
ちょうどピアノの練習に入る頃ということになりますが、これくらいの年齢(これより上の年齢でも・・・)子供は集中力がありません。なので、1度にたくさん練習できなくて当たり前ですし、同じことを何度も繰り返すことは苦手です。なので、この年齢の生徒さんには最初にはちょこっと練習すれば終わるくらいの宿題しか出しません。少しずつ増やしていきますが、長くても10~15分程度なので、「え?これだけ?」というでも、集中するのは難しいかもしれません。なので、1日のうちに練習時間を1回だけと決めないで、【幼稚園に行く前にちょっと】【晩ご飯の前にちょっと。】のように分けて練習するのも良いですよ。
導入期の自宅練習の目標は、【決められた日(できたら毎日)に決められた時間に、ピアノの前に座って、ピアノの本を開けて、ピアノを触ること】と思って、習慣づけを意識して頂けると助かります。
○についても、家で弾けていなくて「え?これで合格?」と思うこともあると思いますが、レッスンで軌道修正できて、ある程度形になれば○にしているので、安心していてくださいね。
これは大人の生徒さんも含めてすべての生徒さんにお願いですが、
「本が難しい。つまらない。弾くのが大変で時間がかかりすぎる」など困っていることはなんでも聞いて下さい。家でお母さんがフォローしてくださっている子、根がまじめできっちりしている子ほど、家でアップアップしてることがこちらも見抜けないことがあります。音楽を楽しむためには練習は確かに必要ですが、「この本をやらなければダメ!」というものはありません。本を替えて気分転換してもいいとおもいます。講師から言うと、親子でピアノの練習に疲れ果てて「今日で辞めます!」というのはめっちゃ悲しいです。なので、家で困っていることは、いつでも、どんなことでも相談して下さると講師としてはうれしいです。一緒に考えましょう。
逆に「こんな曲が弾いてみたい」などの相談もお待ちしてます。「好きこそものの上手なれ」というように、憧れの曲にはどんどんチャレンジしよう!

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