感銘を受けた言葉。♪♪♪枚方市・牧野のピアノ教室
最近はっとさせられた言葉がありました。
私立の中学校の美術の先生とお話していた時のことです。
先生は美術部の顧問もされている方です。
その方とお話していた時に、
「芸術というのは上手であることがすべてではない、
上手下手よりも楽しむことが大事ですから…」
と、おっしゃっておられました。
美術と音楽、それぞれに違うところがあります。
ですが、芸術というくくりでは一緒です。
教えていると、ついつい「上手」or「下手」というくくりや
「できてる」or「できてない」というくくりで物を見てしまいがちです。
それも物事を教えるにあたっては「上手にできるようになること」
をサポートすることが使命だと思います。
それは「ピアノを弾く」という技術を教える上で至上命題だと思います。
美しい音色やメロディは正確な技術や理論に立脚して築かれていきます。
ですが、大切なことは「いかに楽しんでピアノ弾く技術をマスターするための練習をさせられているか」
だということに、今更ながらに気付かされました。
そうです。ピアノを弾く練習って
テクニックの練習は単調で退屈だったりするし、
なかなか曲にならないときは投げ出したくもなることだってあります。(人間だもの…)
それでも乗り越えられるのは、その過程を楽しめているから…だということ。
私はがんばる過程を楽しませられているかな?
そうありたいと心から思わせてくれた言葉でした。