保育園・幼稚園の先生とピアノ
ピアノを教えてらっしゃる人ならご存知の湯山昭さん。
とても親しみやすく、聞き映えのする曲を多く書いていらっしゃる作曲家です。
昨日保育士さんのレッスンをしていて気付いたのですが、
バスごっこという歌(大型バス~に乗ってます♪てやつ)は湯山昭さんの作曲だそうです!
子どもの頃大好きで良く歌っていました。
気になり調べたところ、
おはながわらった
コンコンくしゃんのうた
山のワルツ
あめふりくまのこ
これらも湯山さんの曲だそうです。
幼稚園や保育園でピアノを弾く時は、まず弾き歌いができる事が求められます。
ピアノが弾けるだけでは足りないんですよね。
しかも、子供たちの顔を見て反応を見なくてはいけない。
ゆっくり歩く<歩く<走るというような即興演奏もある程度できる必要がありますね。
出来ればアドリブを入れたりして、あげると子供たちはとても喜びます。
今、目の前にある曲をこなすことが精一杯ではこれらのことはできません。
小手先だけではないピアノの技術や音楽性も必要だと思います。
試験に受かる等の場合はその曲さえとりあえず弾ければ、合格できます。
ですが、それが実践につながるかというと付け焼き刃では対応出来ないわけです。
そして、さっき言った弾き語りや即興演奏、子供たちの顔を見ることなどは、
自分に余裕がないとできないことです。
余裕やゆとりがないと、音楽もいっぱいいっぱいになって面白いものではなくなってしまいますね。
そして余裕やゆとりを生み出すのは日々の積み重ねしかないと思います。
何事も少しずつの積み重ねていくことが大事・・・・。
最近ではCDをかけて歌を歌ったりする園も多いと聞きます。
技量がないということはどうしようもないことかもしれません。
少しでも生の音楽を先生の息遣いのあるものを聞かせてあげてほしいなあと思います。