パレット通信 vol.1 2013年1月(過去のおたより)
あけましておめでとうございます。
2013年が始まりましたね。
今年もいい年になりますよう皆さん頑張りましょう。
今年からこのようなお便りを毎月発行することにしました。
私が日々感じていることや、レッスンで気づいたことなどを掲載していきたいと思います。みなさんに読んでいただいて楽しいものになるよう頑張りますので、皆さんも読んでいただければと思います。
さて第一号は年の初めにふさわしく、今年の目標についてです。
今年の目標はずばり《読譜力の強化》と《正しい弾き方のマスター》です。
実はピアノを長く続けるコツというのは1にも2にも読譜力だと思います。
音を早く読めれば、少ない時間でもピアノを弾くことにもっと専念できるのです。
もちろんピアノの第一歩は音を読んで、正しく弾くことなのですが、演奏するということはその曲にあった表情(強弱)をつけて、ここに書いてある音をどのように聞いてもらうかということです。そのためには音はさっさとすらすら読めるようになったほうが弾くことが断然楽しくなると思うのです。
一度音を読む能力をつければ、たとえば違う楽器にチャレンジしてみたい!と思った時にでも、きっと大きな力となってくれると思います。
具体的には読譜力の強化策として、お子さんには譜読みドリルをやっていきたいと思います。短時間でたくさん読めるようになるよう指導していきたいと思います。大人の方は初見演奏することを少しずつ進めてみようと思っています。
次は正しい弾き方についてです。
バイオリンやフルートなど他の楽器はちゃんと音が出るようになるまでが大変なのですが、ピアノは猫が歩いても、赤ちゃんが押しても、あたりまえだけど、音が出ます。ピアノは大人が弾く楽器を子供も演奏しなくてはいけないので、力づくでしかも、指の形が悪いまま弾いてしまうことがほとんど・・・。子供の指の力では鍵盤を打って弾くことが大変なのです。ピアノというのは打鍵力だけで弾いているように思われがちですが、余計な力を抜いて手の重みを使って弾くこともとても大切です。
《正しい弾き方をマスターすること》、《読譜力の強化》どちらも時間はかかりますが、少しずつステップアップしていくように指導していきたいと思っています。
1月のレッスンは
木曜日の方は10日、18日、25日
土曜日の方は12日、19日、26日
の月三回となっています
レッスンについてのお願い。
爪が長くて弾きにくそうにしていることがよくあります。
正しい弾き方は、指先を使って弾くことが大切なので爪が長すぎるととても邪魔になりますので、レッスン中に切らせていただくこともありますが、できればご自宅で爪は短く切ってあげるようにしてください。