パレット通信 vol.26 2015年2月
2015年が始まりましたね。と言っている間にもう、2月です。
寒い日が続き、町中でインフルエンザが猛威を奮っているため、今月は休みの方が多かったです。
私も、突然高熱を出し、レッスンをお休みにさせていただいた日がありました。
ご迷惑おかけしてしまい申し訳ありませんでした。健康管理の大切さを痛感しました。
皆さん体調には気を付けて元気に通ってきてくださいね。
おめでとう!!
ステップ4になりました。
N・Sちゃん (小4)
M・Hちゃん (小4)
ステップ2になりました。
Y・Nちゃん (小1)
M・Aちゃん (小2)
よくがんばりました。
その調子で少しずつ、ステップアップしていきましょうね!
今月のレッスンの予定
2月11日はレッスンお休みの予定でしたが、1月16日(土)に急きょお休みをいただいた方のレッスンをいつもの時間通りで午前中に行う予定です。
インフルエンザなどでお休みされた方の振替レッスンは3月5日(木)を予定しています。
二段階導入法
今、2段階導入法の勉強に行っています。二段階導入法というのは、ピアノを習いに来て、最初からピアノに触るのではなく、その前段階にリズム感、和声感、譜読みの基礎、指の筋力を育ててから、ピアノに触りましょうというものです。
私がこの方法を学ぼうと思ったきっかけは、幼稚園くらいで習いに来られるお子さんは楽譜を見ながら弾くということにとても苦労する人が多かったことなのです。
幼稚園で習った「ちょうちょ」は楽譜を見なくても弾けるのに、楽譜を見ながら弾くことは音がドだけであってもとても難しいのです。
なぜかというと、見る→弾く→聴く→見る→弾く→聴く→…という私たちにとって当たり前の循環が実は、小さい子にはとっても難しいんです。
「なら、音、そっくり教えちゃえばいいんじゃないか??」と思われますよね?
それは将来的に見て、あまりいい方法ではないんです。なぜなら、教えられた音しか弾けなくなってしまい、楽譜を見ながら弾くことが苦手になります。
ピアノを習いに来て、「最初はピアノに触れないの??」と思われるかもしれませんが、その通りです。どのくらい、触らないレッスンを行うかと言いますと、これは一口には言えません。小学生だったら、2~3ヶ月くらいでピアノのレッスンに移行できる方もおられると思いますが、幼稚園のお子さんでしたら、半年から一年くらいは見ておいてください。また、個人差があることもご理解ください。
その間に、音を聴くこと歌うことを習慣づけ、音やリズムの読み方を勉強します。またピアノを弾くための指の筋力を育て、脱力(これすごく大事なんです!) することを身に着けていきます。なぜ脱力が大事なのかというと、ピアノという楽器は、元々欧米の成人男性が弾くように作られてます。なので、子どもにとっては大変重いので、無理な体勢(指の姿勢)で弾いてしまいます。筋力をつけるとは大人のような筋力を身に付けることではなく、脱力した自分の腕を支えられるだけの筋力をつけるのです。
今後、レッスンにおいてもこの方法を導入していこうと考えています。